毛が増えるとは?薄毛が治るとは?
毛が増えるのを発毛すると捉えている限り、毛が増えるようにはなりません。毛が増えるとは、毛が減るの逆だからです。
脱毛症の場合には、発毛して毛が増えますが、薄毛の場合には発毛しても毛は増えないのです。薄毛と脱毛症の違いについては、ここをクリックして「薄毛と脱毛症の違い」をご参照下さい。
毛が増えるとはどう言うことなのかが分かれば、薄毛になる原因から薄毛を治す為の対策を立てることができます。
髪の毛が増えるとは
髪の毛が増えるとは、髪の毛が減るの逆を辿ります。以下の図の「5」から「4」へ、「4」から「3」へ、「3」から「2」へ、「2」から「1」へと生え替わりながら毛のレベルが向上していく=本来の成長期まで伸びるようになるのです。
人の体とは不思議なもので、「5」の毛がいきなり「1」の毛に生え替わることもあるので、毛の成長期が伸びる為のケアを淡々と続けること、そんな効果が出続けることがとても大切です。
毛が増える(薄毛が治るようになる)経過
毛が増える(薄毛が治るようになる)経過を見ると、順番に生え替わりながら(前後する場合があります)上記のように毛のレベルが向上していくのです。成長するようになる。
以下の図のように向かって右から左になっていくのです。
それが順番に以下のようになっていくのです。最初に毛母細胞の細胞分裂が活発になり始めます。それに影響を与えているのが血行です。頭皮の血行=全身の血行が良くなってくることが影響しているのです。
- 生えている毛の伸びてくる部分が本来の硬さに戻ってくる:毛母細胞の細胞分裂が活発になり中身が詰まった毛質になる。
- 毛に腰が出てきて立ち上がりが良くなり、セットしやすくなる。毛に元気が出てくるので元気の出過ぎでセットしづらくなることもある。育毛剤の使用でもここを感じる場合があるが、効果が長続きしないので以下のようになっていくことはほとんどない。
- 生え替わってくる毛から、少しずつ太くなってくる
この段階でも、今までと見え方が良い方に違ってくることが多い。「2」や「3」の毛が増え始める。毛の成長期も長くなり始める。
髪の毛に元気が出始めるので育毛の効果を感じ始める頃。
- 「3」の毛が減って「2」の毛が増え始める。
この段階になると地肌が隠れはじめ、多く人は「これはいける」と感じ始める。
いかに効果が継続するかで本当に毛が増えるかどうかが決まる段階です。
- 「1」の毛が増え始めて、「2」の毛と半々くらいになってくる。
ご自身本来の毛質に戻り、腰のある元気のある毛ばかりになってくる。
成長期が長くなった毛が増え、表面に生えている毛が増えてくるで、抜け毛が増え始める。
抜け毛は太い毛・先細りでないカットした毛ばかりになる。
- 「1」の毛が増え「2」の毛が減ってくる。
薄毛ではなくなるが、「5」の毛くらいにレベルが低下していた毛は、ほぼ元には戻らないので、毛が多く増えた部分と改善しない部分に差が出てくる。
- 毛が本当に増えるようになると、季節による抜け毛の増減がハッキリしてくる。夏から晩秋にかけて抜け毛が増え、冬から初夏にかけて抜け毛が減る。
- 成長期がゼロになった毛は戻らないことが多いが、時折戻る毛もあるので、増えたら少しずつでも続ける方が良い。
毛が増える
毛が増えると言うのは、ご自身本来の毛に成長するようになることなのです。それに影響を与えているのが頭皮や心身の血行。
薄毛を治すのは、「頭皮や心身の血行を良くしてご自身本来の毛に成長するようにしていくこと」と言えます。
毛が増えるのも、「頭皮や心身の血行を良くしてご自身本来の毛に成長するようになる」と言えます。
脱毛症は「1」の毛の段階で抜けて生え替わってこないので、短期間で毛が無くなります。抜ける原因が改善されると「1」の毛として発毛してくるので短期間で元に戻ります。