シャンプーが薄毛の原因

シャンプーに含まれる界面活性剤により、頭皮への負担・作用が変わってきます。その種類により強い弱いがありますが、界面活性剤には「コーティング力」「帯電防止作用」「付着力」「浸透力」「タンパク質変性作用」があり、薄毛の原因。

このサイトの他のカテゴリー

シャンプーが薄毛の原因

なぜ薄毛になるのか?と言うと、頭皮の血行・血流が悪くなるからです。毎日使うシャンプー自体に問題があって頭皮を弱めて血行・血流がわるくなっていることが多いのです。

育毛相談室では、初回ご相談者の方には全て温浴を受けて頂いています。温浴をすると次の写真のように頭皮からシャンプー剤がたくさん取れることが多いのです。

シャンプーが頭皮に残留しているのですね。たぶん、毛穴内部にも残留しているのだと思います。

頭皮にシャンプー剤の残留

シャンプーに使われる界面活性剤

どんなシャンプーであっても、界面活性剤が使われています。界面活性剤には良い面もあるのですが、悪い面もあります。その悪い面が薄毛の原因になっています。
以下界面活性剤の特徴

  1. コーティング力があるので髪の毛を艶やかに魅せるのに役立つ
  2. 帯電防止作用があるので髪の絡まりを防ぐのに役立つ
  3. 汚れを落とす作用がある
  4. 付着力があるので皮膚表面に残留しやすい
  5. 浸透力がある
  6. タンパク質変性作用がある

上記の「1」「2」「3」の効果を利用してシャンプーに配合されています。

この「1」「2」「3」の効果が強ければ強いほどヘアケア製品には有効になるのですが、強くなればなるほど「4」「5」「6」の効果も同じだけ強くなるのです。

アミノ酸系の界面活性剤は、この作用や効果は弱いとされていますが、シャンプー方法次第は弱い効果作用も強くでる場合が多いのです。シャンプー方法に関しては「シャンプー方法が薄毛の原因」をご覧下さい。

[●●硫酸」や「○○スルホン酸」等の表記のある界面活性剤は、脱脂力が比較的強いので避ける方が無難でしょう。「カルボン酸系」「シルホコハク酸系」の界面活性剤使用のシャンプーも脱脂力が強い目なので避ける方が良いでしょう。

アミノ酸系やタウリン系の界面活性剤を使用しているシャンプーをお勧めします。

石鹸はどうか?

石鹸は石鹸素地・カリ石鹸素地がアルカリ性であることから、弱酸性である頭皮には負担になります。

また、相談室で温浴をすると頭皮に石鹸カスが残留していることが多く、石鹸カスが取れてしまうと頭皮の緊張が解れて髪の毛にボリウム感が戻ることをよく経験します。

これらのことから、石鹸系のシャンプーは使用しない方が無難だと考えます。